グッズ製作の流れ 実践編
前回はグッズ製作の基礎知識編でしたが、
今回はペンライトを例により具体的なオリジナルグッズ製作の流れをご案内します。
・本記事で学べる内容
オリジナルグッズ製作の具体的な流れ
グッズ製作のノウハウ
・本記事の読了時間の目安
この記事は3分で読めます
オリジナルペンライトを作ってみよう
今回はブチアゲ.comで一番人気のペンライト
カラフルファンタスティックを例に以下の項目を説明させていただきます。
- 発注数と希望納期の決定
- デザインの決定
- 販売方法の検討
目標販売数を決めよう!
基本的にオリジナルグッズはどんなものであれ発注量が増えると一個当たりの単価が安くなります。
オリジナルペンライトを製作し販売する場合には販売数の目安を決めましょう。
来場者数1000人のイベントと100人のイベントでは販売予定数も変わってきますが、一度のイベントで全て完売しなくても良いので、どれくらいの期間でかかった費用を回収したいかによって決めると良いです。
例えば300本のペンライトを販売するとします。
ブチアゲ.comで一番人気のペンライト
カラフルファンタスティックを例に製作費用を見てみましょう。
価格には本体価格、印字価格、個別包装代のほか、版代(印刷用の版)と校正確認代(サンプル製作費用)が必要となります。
本体価格 750円
印字価格(一色印字) 30円
個別包装代 5円
———————————–
合計 785円×300本=235,500円
【別途費用】
版代 10,000円
校正確認代 5,000円
———————————–
合計 15,000円
合わせて 250,500円 (1本当たり835円)
となります。
ライブ会場で販売されるペンライトは1,500円~3,000円くらいまで販売価格にはかなり差があります。
仮に1,500円で販売するとすると約167本販売するとかかった費用が回収できます。
全て売り切ると合計45万円で約20万円が利益となります。
やはりグッズ販売は大きな収入源ですね!
オリジナルペンライト製作の流れ
それでは、実際オリジナルペンライトを製作する流れを解説したいとおもいます。
大まかに流れを書き出すと以下のようになります。
- 見積り依頼(商品サンプルの依頼ができる場合は合わせて依頼する)
- 発注
- 印字データ入稿(印刷するデータを作成して送ることです)
- 印字サンプル製作(実際にペンライトに印刷をしたサンプルを作ります)
- 校正確認(印字サンプルを見て印刷の仕上がりをチェックします)
- 校了(印字内容に問題がなく本生産の許可を出すこと)
- 量産
- 納品
それではそれぞれの工程を説明していきます。
【見積り依頼】
気に入ったペンライトを見つけたら希望の数量でいくらになるのか、見積もり依頼をします。
具体的な数量が決まっていない場合は、ある程度の幅をもたせた数で見積もりを出してもらいましょう。
いつまでに欲しいのか、納期がきまっている際は合わせて伝えましょう。
また、商品のサンプルが手配できる場合は、実物をチェックすることも大切です。
【発注】
納期、見積もり価格に納得ができた場合は発注をします。
発注方法は各社異なりますので、それぞれ指定の方法に従いましょう。
【印字データ入稿】
入稿とは印刷する内容(データ)を製作会社に渡すことです。
決められたテンプレートやフォーマットがあるはずですので分からないことがあれば担当者に聞いてみましょう。
【印字サンプル製作】
入稿データをもとに実際に印刷をしたサンプルを作ります。
【校正確認】
印字サンプルをみて仕上がりをチェックすることを校正確認と言います。
【校了】
仕上がりに問題が無ければ連絡をします(校了連絡)
【量産】
校了が出たら量産に入ります。
【納品】
量産完了後に納品となります。
見積もりから納品までの期間は在庫の有無で変わりますが、
300本なら発注から2週間程度で納品可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はブチアゲ.comの人気ペンライト カラフルファンタスティックを例にグッズ製作の流れをご紹介しました。
ブチアゲ.comでは他にも様々なコンサートグッズの製作が可能です。
一度サイトを見て頂ければ嬉しいです。
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